年金の手続きの為、地元の年金事務所を訪問しました。その時の、相談員は、たまたま同年代の男性でした。お役所と言う事もあり、事務的なものだと思っていましたが、世間話もしながら、気持ちよく手続きが出来ました。その相談員は元金融関係に勤めていて、55歳位から勉強して試験に合格し、定年後に社労士会から派遣されて今の仕事に就いたと話してくれました。定年後は何か地元の人の役に立つ仕事が出来ればいいなと思っていましたので、その話を聞き、こういう働き方も良いなと思いました。それが、こんな大変なことになるとは思いもしませんでしたが・・・・。定年後2年間は同じ会社にシニア社員としてお世話になりました。退職後、しばらくは、雇用保険を貰いながらのんびりしていましたが、何かしようと思い本屋で資格の本を眺めていました。その時、社労士の資格を思い出し、参考書を購入しました。試験のある8月まで残り4か月ほどしかなかったので来年にしようかとは思ったのですが試験慣れのお試し受験をすることにしました。試験前の3か月ほどは朝から夕方まで図書館で過ごしました。同じ試験問題集を4,5回は通ったと思います。でも忘却曲線には逆らえませんでした。試験直後の感触ではそこそこ行けたかも知れないと思いましたが結果は散々なものでした。その後、せっかく勉強を始めたのだから・・・で何年ももがくことになりました。